お月見汁
秋口の食べ方の原則は、夏野菜とはお別れし、火を通した温かいものをよく噛んで少食にすることです。体感的に暑いと感じる日もまだ続きますが、体の中ではこれ以上の「涼」を必要としなくなってきます。
この時季に収穫が始まるでんぷん質の栗やイモ類、根菜のレンコンなどを摂りいれ、主食の割合を増やしましょう。栗ご飯や芋ご飯、米粉を使ったお団子などの主食や、根菜たっぷりの汁物・煮物は、残暑を乗り切る頼もしいエネルギーとなり、また寒い季節に向かって徐々に体を引き締めていくのにもぴったりの食べ物です。
十三夜や十五夜にサトイモやお月見団子を食べる風習は理に適っており、昔の人が自然から学んだ智慧と言えるでしょう。 ( 2010年09月 )
材料
白玉粉 30g
きぬごし豆腐 30g
うなぎ 適宜
三つ葉 4本
澄まし汁
紅泉茶 1.5カップ
薄口醤油 小さじ1杯
酒 小さじ1杯
塩 小さじ1/4杯
作り方
① やかんに1リットルの湯を沸かして紅泉茶を作る。
② 鍋に1.5カップの紅泉茶を入れ、火にかけて調味料を加え、澄まし汁を作る。
③ ボールに白玉粉と豆腐をいれ、豆腐をくずしながら混ぜ、耳たぶ位の柔らかさにして2等分する。
④ ③の団子にうなぎを包んで丸める(団子を手の上で丸めてから押し広げて包む)。同様に2個。
⑤ 鍋に湯を沸かし、団子を入れて浮き上がってから4~5分経ったらお椀に取り、三つ葉をのせて、
②の汁を注ぐ。
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