きのこスープ

気温が落ち着いて過ごしやすくなる秋ですが、夏の疲れが出る時季でもあります。空気も乾燥してくるので、呼吸器官のケアが大切。 きのこ類・れんこん・里芋・海藻などのネバネバ成分は「肺」を潤す働きがあります。ナメコのネバネバは「とろみ」として旨みを増すだけでなく、汁物の保温効果を高めてくれます。しょうが・からし・わさび・にんにく・しそなどの香味野菜は、のどや鼻などの呼吸器、肺を助け、風邪の諸症状の緩和にも役立ちます。また、きのこ類には食物繊維を多く含み、油を分解する働きもあり、腸の吸収を良くして排泄を促します。同じく秋が旬の栗・かぼちゃ・さつまいも・里芋などは、身体を温めて新陳代謝を活発にします。 旬の食材は、季節にふさわしい働きをしてくれます。ふしぶしの痛みが増す冬に備えて軟骨成分の[萬歩源]を加えました。秋の味覚を食卓に上手に取り入れ、冬の冷えに備えましょう。( 2011年10月 )


材料(2人分)

玉ねぎ 50g
シメジ(白) 50g
ナメコ 50g
エリンギ 30g
油小さじ 2杯
にんにく 1/2片
しょうが 5g
酒小さじ 2杯
水 400cc
[萬歩源] 8粒
パセリ(みじん切り) 適量
塩・こしょう 少々


作り方

① にんにく、しょうがはみじん切りにし小皿に取り酒を振りかけておく。
② 玉ねぎは薄切り、シメジは石づきを取って小房に分け、ナメコはサッと洗い、エリンギは食べやすい大きさに切ります。
③ 鍋に油、①を入れてから火にかけ中弱火で炒め、香りが出てきたら玉ねぎ、シメジ、エリンギを加えてさらに炒めます。
④ 全体になじんだら水、[萬歩源]、ナメコを加えて5分間煮ます。
⑤ 塩、こしょうで味を調え、[萬歩源]が溶けているのを確かめて器に盛り、パセリを散らします。