りんごの和風ミルフィーユ
暦の上では“立冬”。樹々は紅葉を始め、やがて葉を落として寒さに耐える準備を整えています。同様に私たちの体も、冬に備えて熱を溜める働きが活発になってきます。りんごに含まれているカリウムや食物繊維は、生活習慣病の予防や、便秘の解消に効果があるといわれています。その他、ビタミンCやポリフェノールを含んでおり、老化防止の効果も期待されています。
海外では「一日に一個食べると医者いらず」ということわざがあるほど、栄養価の高い果物です。熱を加えるとポリフェノールがさらに増えるので、生食以外でも活用してみましょう。 ( 2011年11月 )
材料(パウンド型20cm)
りんご(紅玉) 500g
油揚げ 3枚
レーズン 70g
クルミ(軽く炒り、粗く刻む) 70g
塩 少々
水 40cc
✿A
薄力粉 大さじ3杯
葛粉 大さじ3杯
枇杷種粉末 1包
作り方
① りんごは4つ割にし、種をとって塩水を
くぐらせ、4ミリ幅にスライスして鍋に入れ水40ccを加えて火にかけ、蓋をして蒸し煮する(飾り用に少し取り分けておく)
② 油揚げは熱湯の中で茹でてから、冷水でもみ洗いをして油を落とし、固く絞る。
③ 「✿A」の粉類をボールに入れ、よく混ぜておく。
④ パウンド型に薄く油を塗って、底に③の粉を茶漉しで薄く敷き、油揚げを入れて粉を薄くふりかけ、①のりんごをその上に敷きつめる。レーズン・クルミを重ね、粉をふり、これを繰り返して材料の全てを重ね終えたら、残りの粉にりんごの煮汁を加えて重ねた上から表面全体にかけて170度のオーブンで35分焼く。
⑤ オーブンから取り出し、型から出して粗熱をとり、飾り用の蒸し煮りんごとクルミをのせる。
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